日本美術院同人・井手康人さんが高校生に日本画教室「普段の生活にいろんなものの見方を」【岡山】

岡山県瀬戸内市在住の日本画家・井手康人さんの、高校生を対象にした日本画教室が岡山市北区で開かれました。

教室は、マルセンスポーツ・文化振興財団が日本美術院の支援を受けて開催したもので、今回が9回目です。

講師は瀬戸内市在住で、岡山に縁のある人物として平櫛田中以来100年ぶりに日本美術院同人となった、井手康人さんです。

公募で集まった高校生ら17人は、自分たちのデッサンを用意。表現の仕方や日本画独特の色の付け方などを教わり、作品を完成させていきました。

(日本画家 井手康人さん)
「普段の生活の中に、いろんなものの見方・感じ方があるんだということを再認識してもらう、そういうきっかけのひとつになればありがたい」

高校生の作品は、来月3日から倉敷市立美術館で始まる春の院展の会場に展示される予定です。

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