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大雨に伴う内水氾濫で何度も浸水被害を受けていた四万十市の入田地区に、川への排水を行い、逆流を防ぐゲートを備えた『樋門』が完成しました。
四万十市入田地区の四万十川沿いに完成した『入田樋門』。国土交通省中村河川国道事務所がおよそ11億円をかけて整備しました。『樋門』とは堤防の中に設置したコンクリート製の水路を通して川に水を流し、川からの逆流を防止するゲートを備えた施設です。大雨が降って田んぼなどに溜まった水を川に排水する仕組みで、樋門を通る水圧に応じゲートが自動で開閉します。
入田地区は大雨のたびに内水氾濫が起き、住宅が浸水したり道路が冠水したりする被害を受けていました。
15日は関係者が近くの具同小学校に集まって竣工式が行われ、小学生が記念のくす玉を開きました。
(入田地区 正木卓夫区長)
「日々の、毎年の雨の時期については一定、安心できると大変うれしく思っています」
この後はもち投げも行われ、集まった住民も一緒に完成を祝いました。