海自ミサイル艇、1000人見学 伏木富山港

ミサイル艇の前で記念撮影する家族=射水市の海王岸壁

 海上自衛隊舞鶴地方隊のミサイル艇「うみたか」の一般公開は15日、射水市の伏木富山港(新湊地区・海王岸壁)で始まり、家族連れら約1千人が領海を守る船の内部を見て回った。

 「うみたか」は日本海沿岸の防衛を担い、不審船対策用に赤外線暗視装置などを装備する。全長50メートルで排水量200トン。来場者は甲板や設備を見学し、乗組員から「安全・安心を守るために欠かせない船」と説明を受けた。

 岸壁では「公安職公務員合同イベント」も開催され、来場者が海上保安庁の装備品や消防ポンプ車の展示、パトカーや白バイの乗車体験などを楽しんだ。ミサイル艇の見学やイベントは16日まで。

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