西村優菜は好調ショットで3日間連続『69』 「ここ最近で一番いいフィーリング」

3日間連続「69」をマークし上位をキープした西村優菜(撮影:GettyImages)

<マイヤーLPGAクラシック 3日目◇15日◇ブライズフィールドCC(米ミシガン州)◇6556ヤード・パー72 >

5バーディ・2ボギーの「69」をマークし3日間連続アンダーパーで回り、上位へ浮上した西村優菜。首位とは8打差のトータル9アンダー・14位タイで最終日を迎える。ラウンド後に応じた、大会を中継するWOWOWのインタビューでは「久しぶりにアイアンショットがいい感じで打てた」と一日を振り返る。

好調なショットを生かして、18ホール中15回のパーオンを決めた。チャンスをつくるなかで「前半ちょっと取りこぼしもあったりとか、ボギーはちょっとアンラッキーだったりして、ビッグスコアは出せなかったんですけど」とパット数は31回と思うようには伸ばしきれなかったことには、心残りを見せる。

しかし「ここ最近では一番いいフィーリング」で回れたこともあり、評価は高い。好調なアイアンショットの要因は、意識をひとつに絞り最後まで貫いたことだった。スイングに関しての意識は同じだが、「きょうはシンプルにちゃんとフィニッシュをとろうということだけ」に集中してプレー。「自分のゴール」を達成することができた。

「最終ホールまでいい感じで振れていたので、それをキープしてあした迎えたいですし、あしたパッティングが入ってくれれば。かみ合えばいいなと思います」。この日、沈めきれなかったパッティングを課題とし、最終日に向けて調整をしていく。

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