「すごく良かった」ボールを置く位置を少し下げて...町田MF下田北斗のFK前の駆け引きに代表OBが見解「指摘しなきゃいけない」

元日本代表の太田宏介氏と波戸康弘氏が、6月15日にテレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「サタデーナイトJ」に出演。FC町田ゼルビアのMF下田北斗が、同日のJ1第18節・横浜F・マリノス戦(3-1)で直接FKを決めた際の駆け引きについて語った。

町田は、2-1で迎えた61分にペナルティアーク手前でFKを獲得。キッカーの下田は、ファウルのあった地点よりも少し下がった位置にボールをセットすると、自慢の左足を振り抜き、見事にゴールに突き刺してみせた。

この“位置変更”に関して、32歳のMFは試合後に言及。「また何かせこいとか言われそうですけど(笑)」としつつ、「駆け引きっていうか、やっぱり壁が高いんで、ちょっとでも後ろでボール半個分でも蹴れると、その差が大きくなるかなっていうのは、ちょっと意識はしてます」と説明していた。

【動画】自慢の左足でゲット! ゼルビア下田北斗の直接FK弾!
これについて、現役時代に町田にも所属した太田氏も注目。下田の高精度キックを称賛するとともに、「倒れされた位置から少し低いところにボールを移動させているんですね。こういった駆け引きも、すごく良かったと思います」と評価する。

また横浜OBの波戸氏は「たしかに、そこはマリノス側としても指摘しなきゃいけないところでしたね」と見解を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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