渋野日向子 後半失速の73で11差33位に後退も「こういう日もあるなと」

渋野日向子(ロイター=USA TODAY Sports)

米女子ゴルフツアーの「メイヤー・クラシック」3日目(15日=日本時間16日、ミシガン州ベルモントのブライズフィールドCC=パー72)、10位スタートの渋野日向子(25=サントリー)は1イーグル、2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73で回り、通算6アンダーの33位に後退した。

出だしの1番パー4をボギーとするも、4番パー5で2オンに成功させ、6メートルを沈めてイーグルを奪取。8番パー5ではバーディーが来て、前半2つ伸ばしたが、後半はその勢いは続かなかった。

13番パー3では、深いラフからの2打目をグリーンに乗せられず、3オン2パットのダブルボギーを叩いてしまう。15番パー3、17番パー4でのボギーでさらに落とす。ただ最終18番パー5で1つ取り返して最終日につなげた。

渋野は「後半、すごいドタバタしてしまって、すごく悔しかったんですけど、こういう日もあるなと思いながら最終ホールを迎えていました」。4番のイーグルについては「あそこは完璧なホールだと思ったので、あの流れでいってほしかった」と悔やんだ。

この日は運を味方につけられなかった。渋野は「(パーだったパー4の)10番もね、いいショットを打ってのバンカーだったので残念だなと思いながらだったんですけど、どこかで1個取れていれば流れの中で、難しい13番でもったいないダブルボギーにしてしまって悔しかったです」と語った。

首位とは11打差に広がったが、渋野は「今日はもったいない1オーバーなので、明日は巻き返せるように、上を目指していけるところまで頑張りたい」と力を込めた。

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