「監督対決には負けましたけど」「体はバリバリだと思います」 ソフトバンク、小久保監督の一問一答

試合前、メンバー表を交換して笑顔を見せる小久保監督(左端)と阪神・岡田監督(撮影・穴井友梨)

◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク1―4阪神(16日、みずほペイペイドーム)

ソフトバンクは連勝が3で止まった。同率で並んでいた楽天が勝ったため交流戦優勝は逃した。交流戦は12勝6敗の貯金6でフィニッシュした。小久保裕紀監督の一問一答は以下の通り。

―初回の4失点が響いた。
「そうね。才木は阪神で一番防御率がいいピッチャーだしね。球というより、独特なフォームというかね。なかなか3打席、4打席で合わせるのは難しいでしょうね」

―石川柊太は先発やリリーフなど調整も難しい。
「勝つために、彼の良さを生かすためにという中で中継ぎでロングに入りながらスポットで先発と伝えながらやっている。またこのあとはどうするかを考えますけど」

―交流戦は貯金6で終えた。
「優勝の可能性まで来たのがちょっと自分の中では想定外だったんですけど。最低、5割というところでやってきましたので、これで一区切り。ゆっくり4日間休んで、中盤戦に入りたいと思います」

―柳田悠岐が離脱、山川穂高が不振という中でも貯金を増やした。
「やっぱり投手陣と近藤のね。栗原も状態が上がってきている。誰かが悪ければ誰かがカバーすれば打線としては成り立つと思う。そういうのがうまくいったと思います。やっぱりピッチャー陣が安定しているというのが一番の理由だと思いますね」

―廣瀨隆太らの若手も活躍した。
「セカンドはチャンスなんでね。そういう点では人生初の6連戦で多分、今日はヘロヘロだったと思いますけど。アマチュアとの一番の違いは体力。学生野球は3試合がマックス。プロは143試合という中で今回初めての経験をさせたので、体はバリバリだと思います。それを乗り越えて」

―6連戦が3週続いた。
「でも後半も6連戦は(ほとんど)ないので。この3週が一番しんどかったんじゃないですかね。(今宮)健太も体バリバリと言っていたので」

―母校の青学が優勝。
「そうそう。(阪神の岡田監督との)監督対決には負けましたけど、母校対決は勝ちました」

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