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アール・ブリュットと呼ばれる既存の美術の枠にとらわれない作品を集めた展覧会が、富山市で開かれています。
この展覧会では、富山県内の障害のある作家13人の独創的な作品が展示されています。
このうち4人は、能登半島地震で被害を受けた高岡市と氷見市の作家で、高岡市の安吉将吾さんは、紙と接着剤だけで今にも動き出しそうなリアルな昆虫を作り続けています。
同じく高岡の林樹吹さんの作品は、数字で埋め尽くされた不思議なノート。地震で住み慣れた自宅を離れた後も毎朝、計算式をノートに書くルーティンを続けています。
困難を乗り越えながら表現する作家たちの力強さも感じる展覧会は7月30日までです。