ソフトバンク石川柊太、5回4失点で2敗目 ファームで先発調整へ 倉野コーチ「地に足をつけて」 ロングリリーフ枠にはドラ6大山凌を抜てき

1回1死、満塁弾を浴びた直後、阪神・糸原に死球を与え倉野コーチに声をかけられる石川(中央)(撮影・穴井友梨)

◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク1―4阪神(16日、みずほペイペイドーム)

ソフトバンクの石川柊太が5回4失点で2敗目を喫した。

初回1死から死球、四球でランナーをため、佐藤輝の右前打で満塁のピンチを招いた。前川に先制の右越え満塁弾を浴びた。2回以降は無失点で抑えたが、初回の4点が大きく響いた。

倉野信次投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)は「初回にリズムをつかめなかった。その後が良かっただけにもったいなかったなと思います」と話した。

石川はロングリリーフや先発で起用されてきたが、17日にも出場選手登録を抹消される見込み。倉野コーチは「石川の開幕当初のパフォーマンスからすればちょっと落ちているので再調整してもらいます。(下で)先発で。いろんなところをやってもらっていたので、地に足をつけて。早く復調してもらうためにもファームで調整してもらう判断をしました」と説明した。2軍で先発調整に回る。

一方で1軍のロングリリーフ枠について、倉野コーチは「石川が抜けるところのポジションは大山が勝ち取ったと判断しています」と話し、ドラフト6位ルーキーの大山凌が1軍に生き残った。

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