【日本ハム】新庄監督「パインアメでも…」岡田阪神との最終戦に〝ネタ切れ〟!?

メンバー表交換に向かう新庄監督

日本ハムは16日、本拠地・エスコンフィールドでの巨人戦で延長12回の末、3―3で引き分け。交流戦を1試合残し、7勝9敗1分けで負け越しが決まった。

試合は先発した加藤貴が4回一死一塁から岡本和に12号2ランを浴びたものの、7回途中まで6安打2失点と好投。だが、1点リードで迎えた8回二死から3番手・河野がヘルナンデスに一発を浴びて同点に追いつかれた。その後、チームは小刻みな継投で得点を許さなかったものの、味方打線も6回の万波の一時勝ち越しとなるソロ本塁打以降、得点を挙げられなかった。

試合後、新庄剛志監督(52)は「交流戦めちゃくちゃ楽しかったけど、何かめちゃくちゃ疲れました」と激戦続きだったセ・リーグとの戦いを総括。「あまりデータがないし、どんな作戦をとってくるかもわからないし。でも(勝率)5割近くで終われたんでね。また(リーグ戦は)前半戦のような戦いに持っていけたらいいかなと思います。パ・リーグは2位以下のゲーム差が詰まってきた? 楽しいじゃないですか。そっちの方が盛り上がりますよ」と早くも21日から再開されるリーグ戦に目を向けた。

ただ、交流戦は5月28日に雨天中止となった甲子園での阪神戦の振替試合が18日に組まれている。前回は古巣・阪神のユニホームを着てメンバー交換に登場するサプライズを見せたが「新たなサプライズ? ハイタッチ? もうそんなの重要じゃないでしょ」と苦笑い。その上で「もう何もないです。(岡田監督が大好きな)パインアメでも配ろうかな(笑い)」と最後は〝ネタ切れ〟を強調して周囲の笑いを誘っていた。

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