第27代高校生平和大使の活動スタート 広島で結団式【長崎県】

16日、核兵器廃絶を求める署名を国連に届ける活動をしている高校生平和大使の結団式が広島県で行われました。

結団式には長崎をはじめ、広島や北海道など全国12の都道府県から選ばれた第27代高校生平和大使の23人が出席しました。

活動が始まるのを前に、15日は広島で研修会があり、被爆者から話を聞いたり、平和記念資料館を見学したりました。

16日は一人ひとりに任命証が手渡され、それぞれの決意を述べました。

長崎東高校2年 津田凛さん
「原爆は落とされたその日には終わりません。後遺症の苦しみ、家族や友人、大切な人を失った悲しみは何十年もの長い間続いていくのです。だからこそ私たちは核兵器廃絶を訴え続けなければなりません」

長崎西高校2年 大原悠佳さん
「私たちと同じような若い世代の人たちに私たちの声を届け、もっと大勢の人たちと
手を取り合いながら核兵器廃絶を目指していきたいなと思っております」

高校生平和大使は8月にスイス・ジュネーブの国連欧州本部を訪れ、核兵器廃絶を求める署名を提出する予定です。

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