「レベルはもっと上げなきゃいけない」JFAの宮本恒靖会長が日本の審判に見解

日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長が、テレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「FOOT×BRAIN」で、日本の審判について語った。

同番組にファン・サポーターから寄せられたレフェリーのレベルアップについて問われた宮本会長は、こう答える。

「審判のレベルはもっと上げなきゃいけないというのは、日本サッカー協会もJリーグも感じているところなので、プロフェッショナルレフェリーの合宿みたいなものの回数を多くしたり、若いレフェリーをいかに育てるのかというところも、やらなければいけないところですね」

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一方、自身がA級ライセンスを取得した際の実習体験から、副審の難しさにも言及する。

「すごく難しいですよ。たとえば、目の前にいるオフェンスがオフサイドならすぐに分かりますけど、(逆サイドの)68メートル先にいる人と、ここにいる人と焦点を変えながら見ながら走って。ボールがどこから出てくるか。そこから出てくるのは見えますけど、こっちから来る。結構難しいんですよ」

そして、「なかなか体験するのは難しいけれども、もしも可能であれば、やってみて体験してみるのも、いろんな意見を持つことに繋がるんじゃないかと思います」と提案した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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