砺波市長選挙へ現職の夏野修市長 4選出馬を議会で表明 富山

出馬か引退か動向が注目されていた砺波市の夏野修市長が、この秋に予定されている砺波市長選に4選を目指して出馬することを表明しました。

砺波市 夏野修市長:「この素晴らしい砺波市のさらなる発展と市民福祉の向上のため、みなさんとともに全力を尽くしてまいりたいと思います」

現在3期目の夏野修市長は、市議会6月定例会で、最大会派・自民会の代表質問に答え、ことし秋に予定されている市長選への出馬を表明しました。

夏野市長は新人3人が出馬した2012年の市長選を制し初当選。その後、2回の選挙は無投票で当選しています。現在69歳で、4選については、これまで「3期12年」を区切りにしたいと引退を示唆していて、その動向が注目されていました。

議会終了後の取材でも…。

砺波市 夏野修市長:「長いことを一律にダメと言っているわけではなくて、大体12年ぐらいで解決できないものはそれ以上やっても大きく変わるんだろうかと…」

そうした持論の一方、多くの市民からの続投を望む声を重く受け止めたとして、新庁舎の整備や中学校の再編、JR氷見線・城端線の再構築など喫緊の課題に全力で取り組みたいとしました。

夏野市長の任期は11月27日までで、今のところ、夏野市長のほか、次の市長選への出馬を表明した人はいません。

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