「AI」で被爆体験伝える応答装置の製作など審議 広島市議会の6月定例会が開会

広島市議会6月定例会が開会し、「AI」を活用して被爆証言を伝える装置を製作するための予算案など合わせて9議案が提案されました。

6月定例会には、総額約23億1900万円の一般会計補正予算案が提案されました。

内訳は▽新型コロナワクチンの高齢者への定期接種に22億6600万円▽東京・関西圏の学生が広島市で就職するための交通費・宿泊費の補助に700万などとなっています。

このほか▽「AI」を活用して対話形式で被爆証言を伝える「応答装置」を2024・25年度に製作するための、6800万円の債務負担行為についても審議されます。

また▽広島市立中央図書館等の移転整備を、12億円で広島駅南口開発に委託する契約の締結など、あわせて9議案が提案されました。

6月定例会は28日までで、最終日に議案の採決が行われます。

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