東福岡がまさかの大敗で8大会連続Vならず 大分東明が初優勝【全九州高校ラグビー】

ノーサイドの笛が鳴った瞬間喜ぶ大分東明の選手とスコアボードを見つめる東福岡の選手

◆全九州高校ラグビー大会決勝 大分東明45―12東福岡(19日・鹿児島県立サッカーラグビー場)

大分東明が東福岡を大差で破り、初優勝を決めた。試合序盤は7―7の接戦だったが、前半12分から大分東明が3トライを決めて東福岡を突き放し28―7で折り返した。後半も開始直後の1分にSH斜木莉士(3年)のトライから連続4トライを決めて点差を広げた。東福岡は後半24分に1トライを返すのが精いっぱいで、2トライに抑えられた。

大分東明が東福岡から公式戦で勝利を挙げたのはこれが初めて。ロック石川波潤主将(3年)は「今年は練習試合で勝ったんですが、公式戦で勝つのは全然違います。貴重な経験だと思います」と喜びを表現した。

東福岡はコロナ禍での中断をはさんで7大会連続で優勝していたが、準優勝に終わり8大会連続19度目の優勝は果たせなかった。

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