「平泉世界遺産の日」に合わせ、岩手県内の世界遺産3つについて紹介するパネル展 岩手県庁で開催中

岩手県が定める「平泉世界遺産の日」に合わせて、岩手県内3か所の世界遺産を紹介するパネルの展示が岩手県庁で行われています。

パネルの展示は、今年で制定10年の節目となった6月29日の「平泉世界遺産の日」に合わせて県が企画したもので、17日から県庁で行われています。
岩手県内には、平泉、釜石市の橋野鉄鉱山、一戸町の御所野遺跡の3つの世界遺産があり、この数は奈良県、鹿児島県と並んで国内最多です。
会場にはそれぞれの魅力を紹介するパネル合わせて30点が用意されました。このうち、2025年7月に登録10周年を迎える「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の1つ釜石市の「橋野鉄鉱山」のパネルでは、国内最古の洋式高炉建設の技術指導に当たった大島高任の功績が紹介されています。

岩手県庁での展示は今月28日までで、2024年度は県内外の8か所でも巡回展示されます。

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