2023年香川県警が大麻で摘発した58人のうち10代~20代が86% 薬物乱用を根絶するため対策会議を開催

若者たちが大麻を乱用し摘発される事件が香川県でも増えています。

薬物乱用を根絶するため、県や警察などは正しい知識の啓発に連携して取り組むことで一致しました。対策推進本部会議がきのう(18日)開かれ、県や県警、四国厚生支局麻薬取締部など約30人が出席しました。

昨年(2023年)大麻で摘発されたのは全国で約6千500人と過去最多となり、覚せい剤を初めて上回りました。香川県警は昨年、薬物事件で135件、99人を摘発。大麻は58人で、このうち10代~20代が86%を占めるということです。

市販薬の過剰摂取=オーバードーズも社会問題になっているとして、対策推進本部は、薬物乱用防止教室の実施や相談窓口事業、再乱用防止教育などを重点的に取り組むことを決めました。

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