バウンダリ行政書士法人、回転翼航空機(ヘリコプター)の監査実施団体に認定

by ドローンジャーナル編集部

2024年6月19日、バウンダリ行政書士法人は、無人航空機における回転翼航空機(ヘリコプター)の登録講習機関等監査実施団体として国土交通省より認定されたことを発表した。

同法人は登録講習機関(ドローン国家資格スクール)としての運営を行いながら、登録講習機関等監査実施団体(以下、監査実施団体)として登録講習機関の監査を実施している。

外部監査における国と監査実施団体、登録講習機関の関係図

登録講習機関は、毎事業年度に「外部監査」を受けることが義務づけられている。監査の主な目的は、登録講習機関として国家資格に関する講習や修了審査が適切に行われているかを検査し、登録講習機関の運用を標準化させることにある。

監査実施団体は、本社(法人)および各事務所(講習を運営する現場)を対象として、法令・事務規定を遵守した講習・修了審査の実施状況、書類等の適切な保管・管理等に関する正当性を判断し、登録講習機関および国土交通省へ報告する。

計画的監査と随時監査があり、計画的監査は毎年度に1回実施することが義務付けられている。初回は「登録日」から1年以内に監査を完了し、随時監査は必要に応じて実施される。

監査実施団体による登録講習機関の外部監査は、登録講習機関が監査実施団体へ依頼する必要があり、事前に監査に必要な情報や書類を監査実施団体へ提出した後に監査を実施する。監査実施の後日、監査実施団体が登録講習機関へ通知した「監査報告書」を登録講習機関から国土交通省へ提出して監査完了となる。

監査の基本的な流れ

© 株式会社インプレス