「でっかいカジキとれた!」2ヵ月の航海終え「宮城丸」帰港

高校生たちを乗せた宮城県の海洋総合実習船「宮城丸」が、操業実習を終えて、6月21日、石巻漁港に帰港しました。

県の海洋総合実習船「宮城丸」は、4月下旬から宮城県水産高校の生徒など34人を乗せて、マグロ延縄漁などの操業実習に臨んでいました。宮城丸は2カ月間の航海を終え、21日朝、石巻漁港に戻り、小笠原諸島沖で漁獲したメバチマグロやキハダマグロなどを石巻魚市場に水揚げしました。

宮城水産高校3年生
「やっと帰ってきたって感じがしますね、疲れました。でっかいカジキとれたときは、もう『すげえ』って、みんなで驚いてましたね」
「宮水(校内)では体験できないことを、この宮城丸の実習船では体験することができたので、これからの将来の選択につなげていきたいと思います」

今回の実習の漁獲量は、去年より9トン少ないおよそ2.7トンだったということです。

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