埼玉県久喜市の放課後児童クラブで4月、食物アレルギーのある児童に職員が誤って原因物質入りのおやつを配り、その児童がアレルギーの症状で入院する事故が発生していたことが20日までに、市への取材で分かった。
市こども育成課によると、市の指定管理を受けている団体が運営するクラブで、4月1日に職員から配られたおやつを食べた児童が症状を訴え、病院に運ばれた。児童は翌日退院した。事前に児童の保護者からアレルギーがあることが伝えられていたが、書類の記載を見落とすなどして職員間で共有されていなかったのが原因という。