21日午前、与那原町にある「慰霊塔」と「平和之塔」で慰霊祭が開かれ、与那原町遺族会3人や与那原町長などあわせて25人が沖縄戦の犠牲者に祈りを捧げました。
▽知念勇吉さん(79)
「若い人たちに、遺族会の役割そして平和の尊さを教えていくためにも、我々はこの組織を今後も拡大して活動しなければならない」
▽大城照子さん(83)
「嫁さんも孫も入れるようになっている。だから自分は息子も継いでいるし、孫も継いでいる」
与那原町遺族会は、設立当初400人いた遺族も現在は1人となりましたがメンバーの高齢化や減少によって、現在は遺族の家族もメンバーに加わることができるようになりました。
遺族会のメンバーは23日の慰霊の日には糸満市で行われる平和行進にも参加するといいます。