失業率3・0%、低い水準を維持

特区政府統計処は6月20日、2024年3~5月の失業率(速報値)を3・0%と発表。前月発表(2~4月)と同じだった。前月発表に比べ各業界の失業率の変動は同じではないものの、その幅は大きくない。一方、不完全就業率は1・2%で、前月発表より0・1ポイント上昇した。不完全就業率の上昇が目立ったのは、ビルの装飾・修理・メンテナンス業、清掃業、芸術・エンターテインメント・レクリエーション業だった。就業者数は約2800人増えて約369万6900人だった。労働人口は約5300人増えて約381万3100人。失業者数は約2500人増えて約11万6200人となった。特区政府労工及福利局の孫玉●局長は「各業界の失業率は低い水準を維持している」と評価し、今後の展望について「継続的な経済成長に伴い、労働市場は今後短期的には逼迫した状態が続くだろう」と述べた。【●=草かんむりに函】

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