鹿沼・松井市長が初登庁 「全国一庶民的な市長目指す」

職員らと握手しながら初登庁する松井市長

 【鹿沼】9日投開票の市長選で初当選を果たした松井正一(まついしょういち)市長が21日、市役所に初登庁した。

 午前9時、市役所に到着した松井市長は、職員や市議、支援者ら約400人が拍手で出迎える中、贈られた花束を手に一人一人と握手を交わした。就任式では約100人の管理職を前に「鹿沼市を進化発展させる。遠慮なく意見を述べてもらい、風通しの良い市役所をつくっていきたい」と協力を求めた。

 その後の記者会見では福田義一(ふくだよしかず)副市長、中村仁(なかむらひとし)教育長の続投を明らかにした。松井市長は「全国一庶民的な市長を目指す。総合計画を必要に応じて補強修正し、市のPRの再検証も行う」と抱負を述べた。

 さらに各種ハラスメント防止に向けた機運醸成のため、同日付で自身が「ハラスメント撲滅宣言」を行ったことを公表した。

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