有森裕子さんと小学生がカンボジアの子どもたちに贈る絵本を制作「気持ちが届いたらうれしい」【岡山】

長年、カンボジアへの支援活動を続けている岡山市出身で女子マラソン五輪メダリストの有森裕子さん。今回、岡山市の小学校とカンボジアの子どもたちに贈る絵本を作りました。

岡山市の朝日塾小学校を有森さんが訪れ、絵本を贈るための式典が行われました。小学校では、有森さんが代表を務めるNPO法人を通じてカンボジアとの交流事業を行っていて、今年(2024年)で9年目になります。

今年は、カンボジアの子どもたちと一緒に絵本を制作。カンボジアの子どもたちが書いた絵を生徒たちが並べかえて物語を作り、日本語とクメール語で文章を添えた絵本でNPO法人を通じて現地へ贈られるといいます。

(有森裕子さん)
「まず、これだけでも十分ひきつけますし、日本から来る本とかに興味は高いんですね。もって行くのがとても楽しみです」

(生徒)
「私はカンボジアの人たちを助けたいと思っているので、その気持ちがこの本を通して届いたら嬉しいなと思います」

来年で10年目を迎える交流。朝日塾小学校は今後も交流活動を続けて行きたいとしています。

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