サッカー元日本代表で昨季限りで現役引退した小野伸二(おのしんじ)さん(44)が21日、下野新聞社を訪れ、宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで22日に開催するサッカーを楽しみながら気候変動について学ぶ教室「Jスマイルフットボールツアー」をPRした。
同ツアーはJリーグが主催。全国各地を巡回し小学生を指導する取り組みで、今年スタートした。本県での開催は初めて。事前に申し込んだ約60人の子供たちと触れ合う予定。
Jリーグ特任理事の小野さんらが講師を務める。小野さんは「サッカーの楽しさを感じ、これからの地球温暖化をどう防いでいくかを勉強している。笑顔があふれ、またサッカーをやりたいと思ってもらいたい」と語った。
教室はJ2栃木SCのホーム戦が始まる前のピッチで開かれる。小野さんは栃木SCの気になる選手として、今季加入した20歳のFW南野遥海(みなみのはるみ)を挙げ「若いがベテランのような堂々としたプレースタイル。楽しみだ」と期待を寄せた。