梅雨入り 「あじさいの小路」1.5キロにアジサイ 里山に彩り、見頃迎える

見頃を迎えたアジサイ=21日正午ごろ、本庄市児玉町小平の市観光農業センター付近

 気象庁は21日、関東甲信と近畿、東海が梅雨入りしたとみられると発表した。関東甲信は平年より14日、昨年より13日遅い。22日は一時的に天気が回復する場所もあるが、今後の1週間は梅雨前線の影響で曇りや雨の日が多い見通しで、梅雨入りと判断した。

 熊谷地方気象台によると、県内も今後1週間程度は22日を除きぐずつく見通し。

 埼玉県本庄市児玉町小平にある市観光農業センター付近では、アジサイが見頃を迎え、色とりどりの花が訪れた人を楽しませている。

 同センター付近の榎峠は「あじさいの小路」と呼ばれ、1.5キロにわたりアジサイが植えられ、里山の景色に彩りを添えている。道幅が狭いため、自動車でのすれ違いが困難な場所もあり、同センターに駐車し、ハイキングを楽しむことがお勧めという。あじさいの小路までの距離は約2キロで徒歩約35分。

 問い合わせは、同センター(電話0495.72.6742)へ。

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