田代まさしの34歳長女、母の死を告白「最期まで私を笑わせてくれた」 アイドル挑戦に審査員騒然

田代まさしの長女・田代コナツ【写真:(C)AbemaTV,Inc.】

自己アピールでは母の死告白「最期の最期まで私を笑わせてくれた」

格闘家の朝倉未来が発起人となったアイドルオーディション番組『Dark Idol』が20日、放送された。オーディションには田代まさしの34歳長女が登場。父親に人生をつぶされた思いを背負いながら歌やダンスを披露。審査員からは「これはやばいな」と驚きの声が上がった。

小学生時にCDデビューした田代コナツ。今回のアイドルオーディション出演の思いについて「田代まさしの娘の田代コナツと申します。いまだに父の名前を聞くとマイナスのイメージを持たれる方が多い。私が表に出てはいけないのかなというのがずっとあって周りの目が怖くて……(父の名前を)隠して生きてきたんですけど、自分の心に嘘をつきたくないので、今回はそれで決意しました」と語る。

さらに「いろんな過去があってもがむしゃらに頑張る姿を見てもらってパワーを与えられたら」と戦いの舞台へ向かった。

ファーストステージは他の応募者とのタイマンバトル。歌唱、ダンスをそれぞれ披露し、審査される。

「筋肉で勝ちます。声の筋肉で」と歌ったのはマキシマム ザ ホルモンの『絶望ビリー』を。ダンスでは他の応募者がK-POPを踊るなか、父・まさしがメンバーのひとりであるラッツ&スターの『め組のひと』を見せた。これに会場は大盛り上がりで審査員からは「これはやばいな」の声が漏れていた。

歌とダンスが終わると最後に「私は今年、母を亡くしました。母は最期の最期まで私を笑わせてくれたり、笑顔を届けてくれるすてきな母でした。私もそんな母親のような強く優しい、笑顔を与えられるような人になりたいです。よろしくお願いいたします」と自己アピールした。

タイマンバトルの結果は完敗。それでも「私にとってはここからが新しい自分のスタート。この機会を与えてくださりありがとうございました」と丁寧に頭を下げ、舞台を後にした。ENCOUNT編集部

© 株式会社Creative2