えだまめの出荷始まる JA城島で目合わせ会 平塚市

枝豆の出来を確認する生産者と市場関係者

JA湘南城島支店集荷場で6月14日、同地区で生産される「しょうなんえだまめ」の品質や規格などを確認する「目合わせ会」が開かれた。

枝豆の本格的な出荷を前に生産者と市場関係者約30人が出席。JA職員の説明のもと、生産者は色づきや実入り具合、粒の大きさなどを確認した。

平塚市の枝豆生産量は県内トップで、なかでも城島地区は一大産地。水はけの良い土壌は生育に適しており、水田の多い土地柄で生じる昼夜の寒暖差が甘みや粒の大きさなどの品質に大きく影響している。

「しょうなんえだまめ」は甘みと強い風味が特徴で、かながわブランドに登録されている。JA湘南の露地野菜部会城島支部の大庭健一支部長(48)は「今年は種まきが遅れ、収穫も1週間遅くなったけれど良い枝豆ができた」と話す。とれたての風味は格別といい、「買ったら早めに塩ゆでして食べてほしい」と笑顔を見せた。

JA湘南では8月下旬までに約7トンの出荷を見込んでおり、平塚と藤沢の2市場へ送られる。JA湘南大型農産物直売所「あさつゆ広場」(寺田縄424の1)や、市内スーパーなどで購入できる。

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