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宮城県気仙沼市では6月23日、川に設けられた区間をチームが和船をこいでタイムを競う「和船漕ぎレース」が、開かれました。
このレースは、かつては旧本吉町小泉地区の夏祭りで行われていたもので、町づくり団体が2023年、約20年ぶりに復活させました。
23日は小雨が降るあいにくの天候となり、8チームの参加予定が、半分の4チームに留まりました。
会場は地区内を流れる津谷川の河口近くで、1チーム6人がウニ漁などに使われる船に乗り込みパドルをこいで100メートル先のゴールを目指しました。
参加した人たちは、船が真っすぐに進まないなど、苦戦しながらもレースを楽しんでいました。
参加者は「初めて参加したが、なかなか真っすぐに行かなくて大変だった」「地域の人たちと一緒に力を合わせてできたことが楽しかった」などと話しました。
主催したまちづくり団体は、地域の親睦や世代間交流を図るため、来年以降も続けていくことにしています。