スロット、バカラ…賭博店営業の疑いで男3人逮捕 群馬県警

捜査本部が押収したスロット台やカジノ台=6月4日、群馬県警前橋署

 群馬県警生活環境課などは22日、風営法違反(無許可営業)の疑いで、前橋市の会社役員の男(40)を逮捕し、同市の会社員の男(50)、中国籍で伊勢崎市の無職の男(34)の両容疑者を再逮捕したと発表した。

 3人の逮捕容疑は共謀して1日午後9時20分ごろ、県公安委員会からの営業許可を受けず、前橋市城東町の2階建て雑居ビル1階の賭博店で、スロット台20台とオンラインカジノのバカラで遊べるパソコン4台を設置して客に遊ばせた疑い。

 県警によると、会社役員の男は雑居ビルを所有する同市内の不動産会社代表とみられ、「賭博店が営業していたとは知らなかった」と容疑を否認している。会社員の男は店長、中国籍の男は従業員とみられ、1日に常習賭博の疑いで共に現行犯逮捕されていた。

 県警は会社役員の男が経営に関与していたとみて捜査している。

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