「あいつらしいですね」 ソフトバンク小久保監督、7回に一時勝ち越し2点打もヒーローになり損ねた佐藤直樹に苦笑い

延長12回1死一塁、打者周東の時にけん制死した一走佐藤直(撮影・星野楽)

◆ソフトバンク6―6ロッテ(23日、みずほペイペイドーム)

ソフトバンクが延長12回の末、引き分けた。敗れた2位日本ハムとの差は今季最大の10ゲーム差に広がった。

モイネロとメルセデスの投げ合いで進み、同点の7回には佐藤直樹の左中間2点二塁打で勝ち越した。しかし、9回に守護神のオスナが2死からソトに逆転3ランを浴びた。その裏、相手失策で追いつき、延長の攻防で決着がつなかった。

小久保裕紀監督は「佐藤直樹があのタイミングで打ったら普通は勝つんですけどね。(延長12回に)バント失敗して、けん制死で、印象悪く終わっているんで。あいつらしいですね」と冗談交じりに苦笑いで振り返った。

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