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岩手県奥州市の池で親子でザリガニを釣って生態系を考えるイベントが開かれました。
このイベントは奥州市で環境保護に取り組む団体が開きました。外来種で駆除の対象となることが多いアメリカザリガニを釣って子どもたちに生物の多様性を学んでもらおうと企画されたものです。参加した親子20人はイカや小魚などのエサを付けた釣り糸を池に垂らし、何匹ものザリガニを釣り上げていました。アメリカザリガニは雑食で数が増えると小魚や水草を食べつくしてしまうため、在来の生態系を壊すと言われていますが、もともとは人間によって持ち込まれた生物です。
(参加した子ども)
「水草とかを食べちゃうから、みんなが駆除しちゃうから悪者だと思っていたけど、(ザリガニも)環境を作ってくれるから悪者じゃない」
参加者はザリガニが生態系に与える影響や生物の共生についてスケッチやクイズを通して深く学んでいました。