バレー女子 古賀紗理那は銀メダルに「誇りに思っている」パリ五輪へ弾み「強くなっていきたい」

 日本代表・古賀紗理那

 「バレーボール女子・ネーションズリーグ・決勝、日本1-3イタリア」(23日、バンコク)

 世界ランキング7位の日本は同1位・イタリアと世界一の座をかけて激突。1-3で敗れ、銀メダルとなった。1977年のW杯以来、主要国際大会での47年ぶり金メダルはならなかった。

 第1、2セットともに17-25。相手エースエゴヌらの強打に苦しめられ、リズムをつかめなかった。第3セットは井上、古賀、山田らの奮闘もあり25-21で1セットを取り返したが、第4セットは再び主導権を握られ、20-25で押し切られた。

 大会のベストアウトサイドヒッターにも選出された主将・古賀紗理那は「日本は小さくて、そういうチームがこういうところに立てて誇りに思っているし、またパリ五輪に向かっていきたい」と笑み。1カ月後のパリ五輪へ「私たちは私たちの力でここまで来られた。自信を持って戦えるように強くなっていきたい」と意気込んだ。

 前日の準決勝ではブラジルをフルセットの死闘の末に破り、決勝進出。決勝で敗れたが、ネーションズリーグでは初のメダル獲得でパリ五輪へ弾みがつく結果となった。

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