スコットランド代表は現地６月23日、EURO2024のグループステージ最終節（A組）でハンガリー代表と対戦。90＋10分に失点し、０－１で敗戦。グループ最下位で大会を終えることになった。
この一戦で、主審のジャッジにスティーブ・クラーク監督が激怒。残り10分を切ったところで、スチュアート・アームストロングが敵陣ボックス内でヴィリ・オルバンに倒される。だが、アルゼンチン人のファクンド・テージョはノーファウルの判定。VARも介入しなかった。
英公共放送『BBC』によれば、クラーク監督は「この試合で最大のポイントだ」と指摘。「なぜPKが与えられないのか？ 答えが必要だ」と納得できない様子だ。
「VARがあれを見て、ペナルティではないというのが理解できない」
主審と話をしたかと問われると、「何の意味があるんだ？ 彼はアルゼンチン出身だ。なぜヨーロッパの審判ではないのか？ なぜ彼が自国ではなく、ここにいて試合を裁いているのか理解できない。これは私の意見にすぎない」と訴える。
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BBCで解説を務める元イングランド代表FWのアラン・シアラー氏も、クラーク監督の意見に同意。「ひどい判定だった。私にとっては明らかにペナルティだ」と話している。
無念な結果に終わった試合を、クラーク監督は「いくつかのチャンスを作ったが、逃してしまった」と振り返る。「時にはサッカーの神様が味方になってくれることが必要だが、今夜は味方になってくれなかった。残酷な試合だ」と肩を落とした。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
