関税名目で100万円詐欺被害 多気町の50代女性、石油技師名乗る人物に 三重

 【多気郡】三重県警松阪署は22日、多気町の50代女性がSNS(交流サイト)で知り合った人物から、関税の名目で現金100万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

 同署によると、女性はSNSを通じて知り合ったロサンゼルス在住の石油技師と名乗る人物から「結婚してほしい」「プレゼントを贈るので受け取ってほしい」などと、メッセージを受けた。

 その後、配送会社を名乗る人物から「荷物を預かっているが、関税を支払ってほしい」と連絡を受け、指定された口座に100万円を入金。追加の支払いを求められて不審に思い、同署に相談した。

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