ブリュワーズが連敗ストップ 好投のマイヤーズは6月だけで4勝

【ブリュワーズ6-2パドレス】@ペトコ・パーク

日本時間6月24日、ブリュワーズは敵地ペトコ・パークでのパドレス4連戦の最終戦を迎え、6対2で勝利。連敗を3で止めた。ブリュワーズ先発のトバイアス・マイヤーズは今月4勝目となるシーズン5勝目(2敗)を挙げる好投。打線も2回に3本のタイムリーが飛び出して5点を先制し、そのまま6対2で勝利した。パドレス先発マイケル・キングに5敗目(5勝)が付いている。

ブリュワーズは2回に7番サル・フリーリック、9番ブレイク・パーキンス、1番ブライス・トゥラングのタイムリーで一挙5点を先制した。すると先発トバイアス・マイヤーズが5回1失点3奪三振無四球の好投。ブリュワーズは7回にも5番ジェイク・バウアーズのタイムリーで6点目を挙げ、ブルペンもリードを守った。パドレスは5回のルイス・アライズのタイムリー、8回のマニー・マチャドの犠牲フライで2点を返したが、反撃は届かなかった。

先発マイヤーズは6月だけで4勝(0敗)、防御率0.71と大活躍。元はレイズとガーディアンズで有望株として期待されたが伸び悩み、昨季はAAでも防御率5.03と苦戦していた。しかし、今季はここまで11登板で防御率3.12とブレイクを見せている。パット・マーフィー監督は「我々は何年もこれをやってきた。『この投手はどこから出てきたんだ?』というような感じでね」と、無名の投手を化けさせるブリュワーズの投手育成に胸を張った。連敗を止めたブリュワーズは、ナ・リーグ中地区首位を5ゲーム差で快走している。エースのコービン・バーンズをトレードで失うなど戦力ダウンしたようにも見えたが、対価のジョーイ・オルティズやマイヤーズといった若手が奮起。戦力が揃ってきたチームが多い同地区で独走状態に入りつつある現状には驚かざるを得ない。

敗れたパドレスは、依然中地区首位のブリュワーズに対して3勝1敗でシリーズ勝ち越し。41勝41敗でプレーオフ圏内を維持している。なお、松井裕樹に登板機会は無かった。

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