「何一つ不安も不満もないんだけど...」 男子バレー五輪メンバー決定にファン歓喜も、リベロ小川落選に心境複雑「分かってたけどつらすぎる」「こればっかりはしょうがない」

日本バレーボール協会は6月24日、パリ五輪へ出場する男子代表のメンバーを発表した。現在開催中のネーションズリーグ(VNL)の主力メンバーが名を連ね、彼らに期待をかけるファンがいる一方、リベロ小川智大の落選など複雑な気持ちを抱えるファンの声も上がった。

発表されたのは、VNLで大活躍中の石川祐希(アウトサイドヒッター)や西田有志(オポジット)、髙橋健太郎(ミドルブロッカー)ら12人。ここ数戦欠場している髙橋藍(アウトサイドヒッター)の名前もあり、SNS上では「藍君嬉しいけど無理はだめだからね」と心配する声もあった。

そしてリベロは規定で1人のみの選出となっている今回の五輪。世界的リベロ、山本智大と小川を擁する日本はどちらを五輪メンバーへ選出するか注目されていたが、山本がその座を射止めた。

VNLでは活躍を見せていただけに、無念の落選となった小川。1人まで登録できるAP選手(交代選手)にもその名前はなく、この結果にSNS上ではファンから、

「何一つ不安も不満もないんだけど小川がパリ行けないのか」
「山本選手に決まってうれしい反面、小川選手が見られないのは残念」
「分かっていたけどつらすぎる...」
「こればっかりはしょうがない」
「小川選手をパリで見たかった~」
「この選考ブラン監督悩んだろうなぁ」
「1人しか選べないなんて辛すぎる」
「小川の分までみんな頑張れ!」
といった声が見られた。

メンバーは以下の通り、

石川祐希(アウトサイドヒッター/キャプテン)
髙橋藍(アウトサイドヒッター)
大塚達宣(アウトサイドヒッター)
甲斐優斗(アウトサイドヒッター)
西田有志(オポジット)
宮浦健人(オポジット)
小野寺太志(ミドルブロッカー)
髙橋健太郎(ミドルブロッカー)
山内晶大(ミドルブロッカー)
関田誠大(セッター)
深津旭弘(セッター)
山本智大(リベロ)

AP選手
富田将馬(アウトサイドヒッター)

構成●THE DIGEST編集部

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