「パリ五輪間に合う?」フィリピン大会途中から“欠場”続く高橋藍。怪我の後遺症に心配の声が続々「治療に専念して」【ネーションズリーグ】

日本男子バレーの”主役候補”に心配の声が寄せられている。

6月24日、日本バレーボール協会は約1か月後に迫ったパリ五輪の男子日本代表のメンバー12人を発表した。主将の石川祐希をはじめ、高橋藍、西田有志、関田誠大ら主力メンバーが顔を揃えた。

五輪本大会に臨む精鋭12人が、ついに決まった。日本は1972年ミュンヘン大会以来、52年ぶりのメダル奪還に向けて、いよいよ始動する

その一方で、フィリップ・ブラン監督は現在戦っているネーションズリーグ第3週フィリピン大会のオランダ戦からメンバー外となった高橋について、「彼の今の問題は、イタリアのリーグで負った怪我の後遺症(左足首の捻挫)のようなもの」だと明かし、すでに必要な検査と治療を受けたと説明した。現地27日から始まるノックアウトステージの決勝ラウンドについては「彼の状況をチェックしながら試合出場を決めたい」と言及するにとどめた。

SNS上ではオランダ戦でリザーブ登録になって以降、「なんでいないの?」「まさか怪我じゃないよね」「温存してるだけだと思いたい…」など、高橋のコンディションを心配する声が後を絶たず、憶測が飛び交った。ブラン監督の説明を受けた後、ネット上では「移籍に加え、過密なスケジュール…そりゃ体も悲鳴を上げる」「今は治療に専念して、ゆっくり休んでほしい」「早く治してオリンピックで思う存分活躍してほしい」「パリ五輪間に合うのかな?」など、若きエースの1日も早い復帰を願うコメントが見受けられた。
なお、パリ五輪に臨む男子日本代表の登録12人は下記の通りである。カッコ内は背番号。※はキャプテン

【セッター】深津旭弘(3)、関田誠大(8)
【オポジット】西田有志(1)宮浦健人(4)
【アウトサイドヒッター】大塚達宣(5)、高橋藍(12)、※石川祐希(14)、甲斐優斗(15)
【ミドルブロッカー】小野寺太志(2)、山内晶大(6)、高橋健太郎(10)
【リベロ】山本智大(20)
【リザーブ】富田将馬(11)

構成●THE DIGEST編集部

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