幡多の豊かな自然を生かして《モノづくり職人展》サンゴのアクセサリーに流木アート…200点がずらり

地元の豊かな自然が存分に生かされています。高知県・幡多地区でモノづくりをする職人たちの作品展が開かれています。

形も大きさもさまざま。美しく黒光りするのは硯です。三原村で採れる天然石は磨けば磨くほど艶やかに輝きます。こちらは宿毛市でフルオーダーの靴屋を営む夫婦がつくった色鮮やかなサンダルです。

「幡多と共生するモノづくり職人展」。地元の自然の素晴らしさを発信しようと毎年開かれているもので幡多地区の職人がつくったおよそ200点が展示されています。

こちらはサンゴのアクセサリー。女性の人気を集めています。

黒潮町から:
「これって(サンゴが)おぎゃ~と生まれた時に芽ができて」
店主:
「どんどんどんどん大きくなってこの辺が 先の方」
黒潮町から:
「先っぽなのか…なんかかじりたくなるようなカリントウみたい」
黒潮町から:
「これが何十年もかかって育つというのがすごく神秘的。価値も感じるし命の尊さも伝わってくる」

こちらは流木アートです。作者は地元の小学校で長く教師をしていた水野厚男さん。柔らかく温かみのある作風が特徴です。

水野厚男さん:
「流木の作品というのはそれぞれが全部違うので新しい命がこもったような生き物ができるような感じで。つくっているうちに想像もしないような形、そういうのができ上がった時にすごくうれしい」

展示会は7月7日までで、期間中はモノづくりのワークショップが開かれ、職人たちが講師を務めます。

© 高知さんさんテレビ