阪神・才木 リーグ戦へ意気込み「分かっていても打たれないようなボール投げる」 “お得意様”竜倒へ25日先発

 明るい表情でキャッチボールする才木(撮影・北村雅宏)

 25日・中日戦(倉敷)に先発する阪神・才木浩人投手(25)が24日、甲子園球場で行われた投手指名練習に参加。3戦3勝と奮闘し、優秀選手に輝いた交流戦に続いて、リーグ戦でも快投を続けると意気込んだ。

 「向こうもこっちの情報を分かっている。真っすぐとフォークをしっかり投げきりながら、変化球でカウントを取る今年のスタイルで問題ないかなと思うので。どんどん押していければいい」

 中日は今季2戦2勝、防御率0.64を誇るお得意様だ。地方球場はプロ初登板となるが「問題ない」ときっぱり。「できるだけ早くアジャストできるようにすればいいかなと思います。条件は向こうも同じなので深く考えずで良いかなと思う」とシンプル思考で臨む。

 気合も十分だ。先発予定だった23日・DeNA戦が天候不良で中止に。先発ローテが再編され、岡田監督から6連戦アタマとなる火曜日の登板を託された。「分かっていても打たれないようなボールを投げられるように」と才木。竜打線をねじ伏せ、地方球場でも無双ぶりを見せつける。

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