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「佐賀の役」から150年を迎えるにあたり、この戦争に参加し江藤新平と最後まで行動を共にした香月経五郎を紹介する展示が佐賀市で開かれています。
香月経五郎は川副郷早津江、現在の佐賀市川副町出身で、最初の海外留学生の一人としてアメリカやイギリスに渡るなど将来を期待されていました。
しかし、「佐賀の役」に参加し江藤新平と最後まで行動を共にし26歳の若さで亡くなりました。
こちらは母に宛てた直筆の手紙です。
手紙をとおして細やかな心遣いなど等身大の香月を感じることができます。
一方こちらは、佐賀県庁の出頭令書と辞令書です。香月は帰国後県庁で働くことになっていましたが、佐賀の役へ参加することになり若くして亡くなりました。
【佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館 近藤晋一郎学芸員】
「もし生きていれば佐賀県や国のために一生懸命尽くした人が多数亡くなった。その中の一人が川副町出身の香月経五郎であることをぜひみなさんに知ってほしい」
テーマ展は佐賀市の佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館で6月30日まで開かれています。