「ようやく始まった」富山・氷見市北大町の公費解体 住民「前に進むこと考えている」 地震からまもなく半年

能登半島地震による被害が大きかった富山県氷見市の北大町では、25日から公費解体が始まりました。

竹内ジーナ記者:「こちら北大町で、作業員たちが通路確保のため、撤去作業にあたっています」

氷見市北大町では能登半島地震で家屋の倒壊や液状化などの被害を受けていて、25日から被災した4棟を対象とした公費解体が始まりました。

25日朝は作業員8人が、トラックや重機が現場に入れるよう通路をふさいでいる倒壊した家屋の撤去を行いました。

重機による本格的な解体作業はこれからですが公費解体着工に地元住民は…。

近所の人:「本当になんとかしてよとずっと思っていたので、待ち望んだ日だなと、さっきも出てみましたが、ようやくはじまったなと思って。悲しいのはとっくに終わってしまって、前に進むことを考えているので」

氷見市はこれまでに公費解体の申請を319件受けつけているということです。

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