大谷翔平とじゃれ合ったレンヒーフォ マルチ安打で打率・311 規定打席到達すれば首位打者争いも 27歳の内野手が飛躍

 レンヒーフォからちょっかいを出される大谷(ジョンスーフー/ドジャース提供)

 「エンゼルス5-1アスレチックス」(24日、アナハイム)

 エンゼルスのルイス・レンヒーフォ内野手がマルチ安打をマークしてチームの勝利に貢献。打率を・311に上昇させ、規定打席に到達すれば首位打者争いを演じていきそうな勢いだ。

 前カードのドジャース戦では大谷翔平選手が三塁ベース上に来た際、ちょっかいを出すシーンもあったレンヒーフォ。ドジャース専属カメラマンのジョン・スーフー氏がその瞬間を撮影しており、試合中のワンシーンながらもお互いに喜びがにじんでいた。

 初戦でドジャース戦の連敗を止めた際には「打撃コーチと練習を繰り返していることが結果につながっている」とグラウンドインタビューで語り、大谷の一発には「ハハッ、ショウヘイらしいホームランだった」とニヤリ。昨年、大谷とハイタッチをかわそうとしてチョップを食らい、涙目になってしまったシーンがファンの大きな反響を呼んだ。

 昨年はユーティリティープレーヤー的な位置づけだったが、トラウト、レンドンが故障離脱する中、チームに欠かせない存在になっているレンヒーフォ。先週末にドジャース戦が日本で中継されたこともあり、再びファンの注目を浴びた。キャリアハイの成績を残せるか、27歳の内野手が大きな飛躍を遂げようとしている。

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