カブス逆転サヨナラ負けで借金5…スティールの初勝利またお預け、誠也1安打

○ ジャイアンツ 5x - 4 カブス ●
<現地時間6月24日 オラクル・パーク>

カブスの鈴木誠也外野手(29)が24日(日本時間25日)、敵地でのジャイアンツ戦に「2番・指名打者」で先発出場。1安打1四球で2出塁をマークしたが、チームは痛恨の逆転サヨナラ負けを喫し借金5となった。

初回の第1打席は一死無走者で四球。二死後、相手の先発左腕・ミラーの牽制に引っ掛かり、二塁へ突進するも憤死した。2番手右腕・ビブンズと対戦した3回の第2打席は見逃し三振。3番手右腕・ジャクソンと対戦した5回の第3打席は無死一塁で右前打を放ち、続くベリンジャーの適時打につなげた。

6回の第4打席は無死一、三塁の好機だったが、5番手右腕・ハワードの内角チェンジアップに詰まらされ一飛。一死一塁だった8回の第5打席もハワードの前に中飛に倒れた。この日は4打数1安打、1四球1三振の打撃結果で打率は.263、OPSは.778となった。

カブスはエース左腕のスティールが8回途中6安打2失点と力投。しかし2点リードで迎えた9回裏、3番手のブルワーが1点差に迫られると、一死一塁でリリーフしたスマイリーもピリッとせず同点。最後は申告敬遠で塁を詰めたあと押し出し四球を与えてしまい、悪夢の逆転サヨナラ負けで2連敗となった。

昨季リーグ2位タイの16勝を挙げたスティールは、今季11試合目でも初勝利(3敗)とはならず。それでも8回途中2失点の力投で、防御率は3.08に良化した。

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