6月25日は語呂合わせで無事故の日です。高齢者の事故を防止するために宿毛市で交通安全教室が開かれました。
こちらは車が衝突した際の衝撃を体感しシートベルト着用の重要性を感じてもらうための体験です。
25日、宿毛自動車学校で開かれた交通安全教室には89歳までの40人が参加しました。
高齢者が事故に遭う原因として身体能力や認知機能の低下などが挙げられます。教室では夜間や雨などを想定した歩行シミュレーションのほか、自動ブレーキ機能がついた車に乗って衝突回避を体験する講習などが行われました。
こちらは「斜め横断」の危険性を体験する講習です。
参加者:
「やっぱり怖いですよ。普通 運転してくる人はどうかな止まってもらえるかな、不安ですね」
「斜め横断」は渡り終えるまでの距離が長くなり車にひかれるリスクが高まるので、まっすぐ渡ることが事故防止につながります。
宿毛警察署交通課・溝渕 誠 課長:
「このイベントをきっかけに高齢者の方には交通安全について改めて、交通安全をどうしたらいいかということを考えていただきたい」
去年県内で発生した交通事故は975件で、このうちおよそ半数の455件が高齢者が関わる事故でした。