3連勝&3連続クリーンシート! 盤石のGL突破を見せたスペイン代表指揮官「我々には夢を見る自由がある」

スペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督が、EURO2024・決勝ラウンドに向けた意気込みを語った。24日、公式サイト『UEFA.com』が伝えている。

“死の組”と称されるグループBに入ったスペイン代表だったが、第1節クロアチア戦で3-0の勝利を収めると、続く第2節イタリア戦も1-0のスコア以上の内容で圧勝。早々にグループ首位通過を確定させて臨んだ、24日の第3節アルバニア戦では、大幅なターンオーバーを行いながら、FWフェラン・トーレスの先制点を守り切った。3戦全勝、3試合連続クリーンシート。無敵艦隊の復活を予感させるグループリーグとなっている。

アルバニア戦後、3連勝という確固たる手応えを掴んだデ・ラ・フエンテ監督は「我々には夢を見る自由があり、それを最初に見ることができた。ただ、地に足をつけなければならない」と告白。続けて「どの試合も本当に接戦で、その中で我々が成し遂げた3連勝かつ、3試合連続クリーンシートは非常に難しいことだ。それでも、冷静さを保ち続けないと」と明かした。

24日時点で3連勝を飾った唯一のチームとなった他、昨夏に行われたUEFAネーションズリーグで優勝を成し遂げたことを踏まえて、スペイン代表を優勝候補に推す声も多い。一方で、同指揮官は「我々が優勝候補かなんて、どうでもいい。次ラウンドには、ヨーロッパのベスト16のチームが出揃うからね。トップに立った日もあれば、次の日には何もないことだって起こり得る。選手たちに余計なプレッシャーを与えないようにしよう」としつつ、「(ラウンド16で)どこと対戦するかは、おそらく水曜日まで待つ必要があるけど、メンタル的な準備はできている」と良い状態にあることを強調している。

大会史上最多となる4度目の優勝に向け、盤石の勝ち上がりを見せたスペイン代表のラウンド16は、30日に行われる。

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