農業など様々な分野で交流へ 東ティモール日本国大使館の特命全権大使が濵田知事を訪問

東南アジアの国東ティモールにある日本大使館の特命全権大使が高知県庁を訪問し、農業など様々な分野で交流を続けることを確認しました。

県庁を訪れたのは在東ティモール日本国大使館の木村徹也(きむら・てつや)特命全権大使です。県内では去年9月、日本で初めて東ティモールから技能実習生を受け入れていて、現在14人が土佐市と須崎市で農作業に励んでいます。懇談の中で木村大使は東ティモール政府が農業や観光の発展に力を入れたいことに触れ、日本への関心が高まっていると説明しました。一方、濵田知事は「農業や水産、人材の受け入れを含め、できる限り支援したい」と話しました。

(在東ティモール日本国大使館 木村徹也 特命全権大使)
「高知県は農業の先進国ということで今回、技能実習生の皆さんが野菜作りとか花き栽培の技術を学んでいますので、これをきっかけに農業分野でより緊密な協力や、高知県から技術を提供してもらって、東ティモールの農業を発展させることができると非常にありがたい」

県内では8月に東ティモールから新たに5人の技能実習生を受け入れる予定です。

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