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MLBフィラデルフィア・フィリーズは現地時間6月24日、敵地でデトロイト・タイガースと対戦し、8-1と大勝した。そしてフィリーズの内野陣が魅せた華麗な連携が、1929年以来、実に95年ぶりの珍しいプレーとなった。
フィリーズは4-0で迎えた3回裏、タイガースの攻撃の場面で無死1・3塁とピンチを招いていたが、マット・ビアリングがバットを折りながら打ち返したハーフライナー性の打球が投手アーロン・ノラのグラブに収まりバッターアウト、スタートを切っていた1塁走者は戻ることができず2つ目のアウトを取る。
ここまでであればよく見るゲッツーだが、3塁ランナーは打球をゴロと勘違いしたのか、帰塁しなければいけない場面でホームイン。フィリーズは3塁送球で労せずして三重殺に仕留めた。この間わずか5秒ほど。フィリーズはこの試合最大のピンチを最高の形で切り抜けた。
この動画をXに投稿したMLB公式によると、1-3-5のトリプルプレーはMLBでは1929年以来のことだという。ファンからは、
「3塁ランナー困惑しちゃった?」
「1929年以来って前にもあるんかーーーい」
「めちゃくちゃ簡単に見える」
「素晴らしい判断とプレー」
「こんなの見たことない!」
といった声が上がった。
構成●THE DIGEST編集部