訪日外国人観光客を魅了する日本のおいしい食事。日本の食文化を楽しみにやって来たフランス人男性は、パリで食べたことがあるという日本の料理に挑戦したそうです。すると、「間違いなく人生一」と断言するほど、おいしかったのだとか。いったい、どんなものを食べたのでしょうか。
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「ラーメンもおいしかったけど…」
フランスのパリからやって来たレロイさんとヒューゴさん。日本を訪れるのは、今回が初めてです。2週間の滞在を予定しており、浅草や渋谷、上野など東京観光を満喫した後は、京都へ向かうそう。
日本の文化や伝統に、とても興味があるというふたり。とくにヒューゴさんは、日本の伝統的な食文化に興味が尽きないようです。
「ラーメンもおいしかったけど、印象的だったのは日本の朝ごはんです。白米、味噌汁、生卵、漬物のセットを食べました。フランスではこうした日本の朝食を見かけたことがないので初めての経験でしたが、とてもおいしかったです」
美食の国・フランスからやって来ただけあって、日本での食事を心から楽しんでいるヒューゴさん。「これから食べたいのは、お好み焼き、餃子、焼き鳥、大阪のたこやき、あと日本のビール！ 楽しみが尽きないです（笑）」と笑顔を見せました。
世界で食べられる料理が日本で進化 本場でも支持される国民食
一方、レロイさんは、日本で独自の進化を遂げた料理がとても気に入ったようです。その料理とは、子どもから大人まで大好きな人が多い日本の国民食のひとつ、カレーライスです。レロイさんは母国フランスでもよく日本のカレーライスを食べるのだとか。
「フランスでもいろいろなカレーを食べますが、日本のカレーライスは本当に別物ですよね。実は、日本のカレーライスをパリで食べたこともあるんですが、味が全然違いました。間違いなく人生一のカレーライスです」
ごはんが主食の日本では、カレーライスとして工夫が重ねられ、定番の家庭料理としても愛されています。国内には多くの専門店があり、海外に進出する大手チェーン店も。本場インドに出店した店が支持されるなど「日本のカレーライス」は海外でも人気となっています。
レロイさんが食べたのは、人気定食チェーン店のカレーライスでした。多くの日本人を虜にする味に、レロイさんもすっかり夢中になったようです。
お好み焼きや餃子、焼き鳥など、多くの食べ物に興味津々のふたり。日本ならではの食を、いっぱい楽しんでほしいですね。
