大谷翔平が先頭打者弾も…先発・ミラーが1死も奪えず初回3失点の悪夢 2試合連続で立ち上がりの課題を露呈

 ドジャース・大谷(提供・共同通信社)

 「ホワイトソックス-ドジャース」(25日、シカゴ)

 ドジャースの大谷翔平選手が初回先頭の第1打席で2試合ぶりとなる24号アーチを放った。しかし直後、悪夢のような展開が待っていた。

 先発のミラーがまさかの2戦連続初回3失点だ。先頭のファムを2球で追い込みながら4球連続のボールで一塁へ歩かせた。続くベニテンディは初球のストレートを右翼スタンドにたたき込まれあっさりと逆転を許した。

 1死も奪えずに試合をひっくり返されると、ロベルトにも内野安打で出塁を許す。そして4番・ヒメネスには左翼へ適時二塁打を浴び、計3失点だ。ストライク、ボールがはっきりとしており、変化球のコントロールで精度を欠いた初回。いきなりリリーフがブルペンで準備を始めるシーンもあった中、何とか後続を打ち取った。

 ミラーは今季、開幕直後に右肩痛で戦列を離れた。復帰登板となった前回19日のロッキーズ戦でも初回に3ランを被弾し3失点。2戦連続で立ち上がりの課題を露呈してしまった。

© 株式会社神戸新聞社